『天才を殺す凡人』書評

書評

自分に「配られたカード」は何か知ってますか?

カードとは「才能の正体」のことです。
自分や他人の才能を知り理解し合うことでコミュニケーションが円滑になり、より良い成果を出すことができます。

今回は「才能」について深く知ることができる本を読みました!

天才を殺す凡人/北野唯我

【こんな方におすすめ!!!】

・自分の才能に気が付きたい

・円滑な人間関係を構築したい

・才能を活かす方法を知りたい

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才能とは

天才・秀才・凡人 人には3つのタイプが存在している

・天才ー創造性

独創的な考えや着眼点を持ち、人々が思いつかないプロセスで物事を進められる人

・秀才ー再現性

論理的に物事を考え、システムや数字、秩序を大事にして 、現実に物事を進められる人

・凡人ー共感性

感情やその場の空気を敏感に読み、相手の反応を予測しながら動ける人

3つの才能の構図

「天才」は凡人に本当は理解されたいと感じており、秀才には興味が無い。
「秀才」は天才に妬みと憧れの相反する感情を持っており、凡人を心の中で見下している。
「凡人」は天才を理解できないから排斥し、秀才を天才だと勘違いする。

凡人は天才を殺す

共感性の高い凡人は独創的な天才を受け付けない。

大多数の人間は凡人のため、多数決で天才を殺すことができる。
天才がうまくいかないときは徹底的に叩き、うまくいっている時だけ賞賛する。
そうやって天才が潰され、イノベーションが起こらなくなる。

大切なのは自分を理解すること(そして他人を理解すること)

それぞれの強みを活かすためには自分を理解すること(他人を理解すること)が大切

スヌーピーのワンシーンで自分を理解することの大切さを学んだ。
「なんで君は犬なんだい?」とチャーリーブラウンがスヌーピーに聞いた。
するとスヌーピーはこう答えた 「なぜ犬かって?仕方ないだろ、人生は配られたカードで勝負するしかないのさ」と。
「天才に生まれたかった」 「秀才に生まれたかった」
そう考えるのは本当に時間の無駄。
それよりも自分が与えられたものは何かを考えることの方がよっぽど大事。

相反する才能

アンバサダーを探せ

天才・秀才・凡人の3つの才能は普通にしていると理解しあえないことが多い。
そこの間に入ってくれるのがアンバサダー。

コミュニケーションの橋渡しをしてくれる「3人のアンバサダー」 (エリートスーパーマン、最強の実行者、病める天才)と 天才の最大の理解者である「共感の神」の存在が組織を潤滑にする。

エリートスーパーマン

天才と秀才のサラブレッド

創造性と論理性を持つ反面、共感性が無いタイプです。
大会社を作る社長や投資銀行家など、仕事が出来る人間に多いタイプです。

最強の実行者

秀才と凡人のサラブレッド

論理性と共感性を持つ反面、創造性が無い。
多くの人の心を動かし、要領がよく、会社のエースになれるタイプ。

病める天才

天才と凡人のサラブレッド

創造性と共感性を持つ反面、論理性が無いタイプ。
爆発的ヒットを生み出すも、論理性が無いため再現性が無くムラが激しい。 病みやすい一発屋のクリエイタータイプ。

共感の神ー人間関係の神

凡人の中でもとりわけ共感性が高く、天才に対する秀才の感情を感じ取ったり、天才の感情すら理解できるタイプ。
「共感の神」になるには天才タイプの才能を「信じる」力が必要。

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武器を選び戦え

どんな才能であれ、それを表現できる武器がなければ意味がない。それぞれの才能にあった武器を組み合わせることで自分を最大限に発揮することが大切

創造性(天才)と相性のいい武器

アート、起業、エンジニアリング、文学、音楽、エンターテインメント

再現性(秀才)と相性のいい武器

サイエンス、組織、ルール、マネジメント、数字、編集、書面、法律

共感性(凡人)と相性のいい武器

言葉、マーケティング、SNS、写真、対話、地域

これらの武器と自分の才能を組み合わせ、世の中に対して成果を出していくこと。

まとめ

自分の才能を知ることと、他人の才能を知ること、またそれらを殺さず活かす方法を考えることがとても重要だなと思いました!

考え方が違えば、意見ももちろん食い違いますよね。

お互いの強みを理解しあえば、否定することなくより良いアイデアが生み出せるかもしれません。
まずは自分と他者の才能を理解に徹しようと思います。

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